世界屈指の技術者チームが作成した先進のブロックチェーン ー Cardano(ADA)
Cardano(ADA)は優れた科学者とエンジニアが一切の妥協なく作り上げている素晴らしい仮想通貨です。2018年02月の格付け機関の査定でも仮想通貨の中で最上位の「B-」に格付けされています。価格が下がっている今のうちに買っておきたい仮想通貨のひとつです。
現在、多くのアルトコインは「開発実態が不明瞭」「ソフトフォーク及びハードフォークなどのアップデートが安全かつ容易に行えるように設計されていない」「金融システムとして利用する為の考慮がなされていない」「セキュリティ対策が不十分」等の様々な問題を抱えています。
カルダノはこれらの問題点を学術的な見地から見直し、ブロックチェーン企業と複数の教育機関による産学連携プロジェクトで解決していきます。
カルダノの研究開発に携わっている教育機関
「コネチカット大学」「アテネ大学」「エディンバラ大学」「オーフス大学」「東京工業大学」
カルダノを構成する機関
カルダノは3つの独立した機関で運営されており、各々の機関は下図のような役割を持っています。
カルダノ財団
カルダノ財団のミッション 「カルダノテクノロジーの規格化・保護・発展」になります。
財団の理念
- 暗号通貨に関する規定を調査し、制定する
- 暗号通貨の標準母体として活動する
- カルダノ・エコシステムの保護・促進・発展に務める
- カルダノ・コミュニティを統合、育成、成長に寄与する
- 新規参入者の目標となる組織として活動する
Emurgo(エマーゴ)
企業に対してブロックチェーン技術を導入するコンサルティングや主要産業向けCardano分散化アプリケーションの開発を行います。また初期段階にあるブロックチェーン企業がCardanoプラットフーム上でアプリケーションを構築する手助けをしてくれます。それ以外にもスタートアップ企業への直接的な投資やビジネスパートナーの育成も行っています。
エマーゴは研究開発拠点をフィリピン、韓国、ベトナムに設置し、本部は日本にあります。個人的な見解ですが、エマーゴの働きにより国内取引所への上場もあるかも知れません。
IOHK
2015年にCharles HoskinsonとJeremy Woodによって設立されたエンジニアリング及びテクノロジー企業です。革新的なブロックチェーン技術を利用して30億人に金融サービスを提供することをコミットしています。IOHKは契約に基づき2020年までカルダノ・プラットフォームの設計、構築及び管理を行います。
カルダノの開発
まず仮想通貨の開発に入るまでに以下のような観点から様々な研究を行い、膨大な数の論文ライブラリを作成しました。
- 会計と計算を違うレイヤーに配置する。
- 機能的で取り替え可能な中核コンポーネント
- ピアレビュー研究と競合する小規模の学者および開発者グループ
- 情報セキュリティの専門家の早期利用を含む学際的なチームの多用
- ホワイトペーパー間の高速反復、レビュー中に発見された問題を修正するために必要な新しいアップデート
- ネットワークを破壊することなく展開後のシステムをアップグレードする機能を構築する
- 将来の仕事のための分散型資金調達メカニズムの開発
- 合理的かつ安全なユーザーエクスペリエンスを備えたモバイルデバイスで動作できるように、暗号化通貨の設計を改善する長期的視点
- ステークホルダーの操作とその暗号化の維持
- 同じ台帳内の複数の資産を考慮する必要性を認識する
- レガシーシステムのニーズをよりよく満たすために、オプションのメタデータを含むようにトランザクションを抽象化する
- 意味のある機能を取り入れることで、ほぼ1,000のaltcoinから学ぶ
- 専用の基盤を使用してインターネットエンジニアリングタスクフォースからインスピレーションを得て、最終的なプロトコル設計をロックダウンする標準駆動プロセスを採用する
- 商取引の社会的要素を探る
- Bitcoinから継承されたいくつかの基本原則を妥協することなく、規制当局が商取引
つまりカルダノは「現存する仮想通貨の良いところを取り入れて一から作り上げられた優れた仮想通貨」ということになります。
※IOHKの論文ライブラリ
https://iohk.io/research/library/
主要技術「ウロボロス」とは
カルダノロードマップ
大きな目標を掲げてスタートしたカルダノプロジェクトですが、「絵に描いた餅」に終わってしまっては意味がありません。カルダノはプロジェクトの進捗を積極的にディスクロージャー(情報開示)しています。
各プロジェクトは「進捗状況」「プロジェクトリーダー」「GitHubリンク」についても掲載し、透明性を高めています。
https://cardanoroadmap.com/jp/
現時点(18-04-07)のロードマップでは以下のことが分かります。
カルダノプロジェクトは大きく以下のプロジェクトに分かれており、現在は第二フェーズに入っています。
①Byron(ベース技術開発) 研究2年、開発1年以上をかけて一から開発を行った暗号化技術
進捗率:100%
②Shelley(非中央集権化) 現在のフェーズ
・ウロボロスのオープンな委任機能を導入 進捗率:75%
・マルチシグのトランザクション 進捗率:35%
・ウォレットバックエンド 進捗率:60%
・コンセンサスのインセンティブと手数料 進捗率:70%
・耐量子コンピュータ電子署名方式 進捗率:50%
・ライトクライアントの対応 進捗率:20%
・可読性の高いアドレス 進捗率:20%
・ネットワーク 進捗率:50%
・投票センター 進捗率:20%
・ペーパーウォレット 進捗率:33%
※2018年04月08日現在
③Goguen スマートコントラクト機能の統合
④Basho パフォーマンスを中心とした改良
⑤Voltaire 財務システム及びガバナンスをカルダノに実装
まとめ
カルダノは一切の妥協をせずに多くの時間と労力をかけて真に優れた仮想通貨を世に送り出すプロジェクトです。その為、他の仮想通貨に比べて開発に時間がかかり、目に見えた実績もこれからという状況ですが、今後様々な仮想通貨が淘汰されていく中で確実に勝者側に立つ仮想通貨だと考えています。
長期的な視野で保有を検討してみてはいかがでしょうか。
※Cardano(ADA)は手数料の安いバイナンスからの購入がお得です。
nemcom.hatenablog.com
最後までお読みいただきましてありがとうございました!