仮想通貨の開発進捗を確認できる優れたツール ー GitHub(ギットハブ)とは
将来性のある優れた仮想通貨を判断する為に役立つツールがGitHub(ギットハブ)です。このツールを使うことでその仮想通貨の開発状況を簡単に確認することが出来ます。仮想通貨のWEBサイトに GitHubアイコン を見つけた時は迷わずクリックしてみましょう。
全ての仮想通貨がGitHubで開発プロジェクトを公開しているわけではありませんが、少なくともGitHub上に開発状況を公開している仮想通貨プロジェクトは透明性が高く、システム開発にも自信を持っていると言えます。
GitHub(ギットハブ)とは
全世界で使えるソフトウェア開発のソースコードやプロジェクトの管理を行うことのできるWEBサービスです。Linuxというオープンソース系OSを開発する為に利用されていた「Git」というツールをGUIベースで使い易くしたものがGitHubです。
元々は2008年に4人の開発者がサイドビジネスとして立ち上げた会社ですが、現在では1400万人のユーザーを抱え、世界有数のIT企業が利用するサービスへと成長しています。特にブロックチェーンの開発では様々な国と地域の開発者が協力してプロジェクトを進めるケースが多い為、非常によく使われています。
GitHubのビジネスオペレーション
GitHubでは、オープンソースコミュニティ、エンタープライズ、教育機関、行政機関に対して、分け隔て無くサービスを提供しています。「カスタマーの声を聞く仕組みの構築」「国・コミュニティをまたいだ情報共有のハブとしての機能」「ソフトウェアを活用した新ビジネス創出の支援」の3つの柱をビジネスオペレーションとして掲げています。
GitHubを使った確認方法
ここでは情報公開を積極的に行っている注目の仮想通貨「Lisk」を例にとって説明してみたいと思います。クリックだけの簡単操作で確認できます。
1.まずLiskのWEBサイトを開きます。
Access the Power of Blockchain | Lisk
2.LiskのWEBサイトを下にスクロールしていき、GitHubアイコンをクリックします。
3.GitHubのWEBサイトに移動し、「Lisk」のプロジェクトが表示されます。次にメインプロジェクトである「Lisk」の文字をクリックします。
4.「Code」メニューをクリックします。
この画面から以下のような情報が確認できます
- Commits・・・登録されたソースコード等の数が表示されます
- Branches・・・本流のプログラムから枝分かれして作成されたプログラム数です(並行で開発を進める際に利用)
- Releases・・・リリース(完成)されたプログラム数が公開されています
- Contributors・・・貢献者(開発者)の情報が表示されます
※Commits、Contributorsの数が多ければ開発が活発に行われていることが分かります。
5.「Issue」は掲示板のような機能で改善案やバグ修正について議論する場所です。もちろんここでも活発な議論がされている方が良いプロジェクトだと言えます。
6.「Insights」の中の「Pulse」をクリックすると指定された期間での進捗確認が出来ます。
7.「Insights」の中の「Contributors」をクリックすると開発者ごとのプロフィールや開発状況が確認できます。
8.「Insights」の中の「Commits」をクリックすると1週間単位で登録されたソースコードの数が棒グラフで表示されます。また棒グラフをクリックすると折れ線グラフで曜日ごとに登録されたソースコードの数も表示されます。
まとめ
人から見聞きした情報だけで仮想通貨を選ぶのではなく、GitHub等を使って自分自身の目で確認した上で仮想通貨を選んでみていただければより確信を持って仮想通貨選びが出来るのではないかと思います。皆さんの目で本当に価値のある仮想通貨を見極めてみてください。
GitHubで開発が行われている仮想通貨
https://lisk.io/
https://www.cardano.org/ja/home-2/
https://tron.network/enindex.html
https://neo.org/
https://www.ethereum.org/
https://iota.org/
最後までお読みいただきましてありがとうございました!